朝5時半過ぎ。
ケータイのアラームで目が覚めた。
朝になるのが怖かった。
帰らなくちゃいけないのが、すごくすごくつらかった。

夕べは、いっぱぃ眠れなかった。

あたしは、駅でも、電車のなかでも、泣いてしまった。
今回のお別れは、今までの”またね”とは、
くらべものにならないくらい、つらかった。

ずーっと一緒にいたからかな。
夜寝るときも一緒だったしね。

いつもはこういう時、明るく努めるダーリンも、
今日は最後まで続かなかった。

どーしてこんなに好きなのに、離れなくちゃいけないの?
どーしてあたしはダーリンの近くにいれないの?
どーして?どーして?

あたしは、ダーリンを最後まで困らせた。
だめだってわかっていても、ムリだった。
会えば必ず、こういう時がくるのはわかってたのに。
涙が止まらなかった。

ダーリンは、ついに言葉をつまらせた。
はじめてだった。

あたし達はホームで、周りにお構いなく抱き合った。
チューもいっぱぃした。
家族連れもいっぱいいたし、駅員さんもいっぱいいたし、
TBSのニュースのカメラもすぐ隣にいた。

それでも、そんなことはどーでもよかった。
ほんとにさびしかった。つらかった。

今、日記を書いていても涙が溢れてくる。

ダーリンは、あたしの前では涙を流さなかったけど、
目にいっぱぃ涙をためていたのはわかった。

これ以上喋ると、ホントに泣いちゃうから。

って言ってた。





いよいよ、発車の時間。

あたしは席に着いて、窓の外のダーリンと一生懸命話した。
口の動きをみて、話した。

新幹線が走り出した時、いままで以上に涙がこぼれた。
これでもかってぐらい。
どこにこんなに涙がたまってるんだろぅってくらい。

でも、最後は、がんばって笑った。
ダーリンも笑ってくれてたから。
最後に、あたしも笑顔を見せたかったもん。

ダーリンの姿が見えなくなって、あたしはもっともっと泣いた。
嗚咽もすごくて、苦しかった。

新横浜を過ぎても、まだ泣いていた。
泣き疲れて眠って起きると、もぅ名古屋だった。

新幹線が暫く走ってから、涙でよく画面がみえなかったけど、
ダーリンにメールを送った。
ちょっきし50文字のメールだった。

ダーリンはそれを電車の中で読んだらしぃ。

そして、ガマンしてたのに、ついに泣いてしまったと言っていた。
電車の中だったし、オトナの男が泣けないから、
帽子を深くかぶってたんだって。

涙で目が見にくくなって、駅の階段を踏み外したって怒られた。
その時の声は明るかったけど、
がんばって明るかったのはすぐにわかった。



夜、バイトを終えて帰ってきて、
寝る前にいつもの如く電話ではなした。

ベッドに入ると、あたしのシャンプーの香りがするんだって。
いっしょに寝てた時とおんなじ匂いなのに、
りんりんが隣にいなくてすごくさびしぃって言ってた。

ダーリンがこんな風にさびしぃって言うなんて、
よっぽどなんだなって思った。

今朝まで一緒にいたのが信じられないくらい、
あたしもさびしかった。

あたしの持ち物にも、ダーリンがくれたチョーカーにも、
ダーリンのつけてる、あたしの大好きな香水の匂いが
しっかり残ってるんだもん。

3月にTDLに行ったとき買って貰ったミニーちゃんにも、
しっかりダーリンの匂いだするんだもん。
毎晩、一緒に寝てる、ミニーちゃん。

匂いって、心にまでしっかり届くんだなぁって、
改めて思った。




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