ダーリンと一緒♪〜最終日〜
2003年8月13日朝5時半過ぎ。
ケータイのアラームで目が覚めた。
朝になるのが怖かった。
帰らなくちゃいけないのが、すごくすごくつらかった。
夕べは、いっぱぃ眠れなかった。
あたしは、駅でも、電車のなかでも、泣いてしまった。
今回のお別れは、今までの”またね”とは、
くらべものにならないくらい、つらかった。
ずーっと一緒にいたからかな。
夜寝るときも一緒だったしね。
いつもはこういう時、明るく努めるダーリンも、
今日は最後まで続かなかった。
どーしてこんなに好きなのに、離れなくちゃいけないの?
どーしてあたしはダーリンの近くにいれないの?
どーして?どーして?
あたしは、ダーリンを最後まで困らせた。
だめだってわかっていても、ムリだった。
会えば必ず、こういう時がくるのはわかってたのに。
涙が止まらなかった。
ダーリンは、ついに言葉をつまらせた。
はじめてだった。
あたし達はホームで、周りにお構いなく抱き合った。
チューもいっぱぃした。
家族連れもいっぱいいたし、駅員さんもいっぱいいたし、
TBSのニュースのカメラもすぐ隣にいた。
それでも、そんなことはどーでもよかった。
ほんとにさびしかった。つらかった。
今、日記を書いていても涙が溢れてくる。
ダーリンは、あたしの前では涙を流さなかったけど、
目にいっぱぃ涙をためていたのはわかった。
これ以上喋ると、ホントに泣いちゃうから。
って言ってた。
いよいよ、発車の時間。
あたしは席に着いて、窓の外のダーリンと一生懸命話した。
口の動きをみて、話した。
新幹線が走り出した時、いままで以上に涙がこぼれた。
これでもかってぐらい。
どこにこんなに涙がたまってるんだろぅってくらい。
でも、最後は、がんばって笑った。
ダーリンも笑ってくれてたから。
最後に、あたしも笑顔を見せたかったもん。
ダーリンの姿が見えなくなって、あたしはもっともっと泣いた。
嗚咽もすごくて、苦しかった。
新横浜を過ぎても、まだ泣いていた。
泣き疲れて眠って起きると、もぅ名古屋だった。
新幹線が暫く走ってから、涙でよく画面がみえなかったけど、
ダーリンにメールを送った。
ちょっきし50文字のメールだった。
ダーリンはそれを電車の中で読んだらしぃ。
そして、ガマンしてたのに、ついに泣いてしまったと言っていた。
電車の中だったし、オトナの男が泣けないから、
帽子を深くかぶってたんだって。
涙で目が見にくくなって、駅の階段を踏み外したって怒られた。
その時の声は明るかったけど、
がんばって明るかったのはすぐにわかった。
夜、バイトを終えて帰ってきて、
寝る前にいつもの如く電話ではなした。
ベッドに入ると、あたしのシャンプーの香りがするんだって。
いっしょに寝てた時とおんなじ匂いなのに、
りんりんが隣にいなくてすごくさびしぃって言ってた。
ダーリンがこんな風にさびしぃって言うなんて、
よっぽどなんだなって思った。
今朝まで一緒にいたのが信じられないくらい、
あたしもさびしかった。
あたしの持ち物にも、ダーリンがくれたチョーカーにも、
ダーリンのつけてる、あたしの大好きな香水の匂いが
しっかり残ってるんだもん。
3月にTDLに行ったとき買って貰ったミニーちゃんにも、
しっかりダーリンの匂いだするんだもん。
毎晩、一緒に寝てる、ミニーちゃん。
匂いって、心にまでしっかり届くんだなぁって、
改めて思った。
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